DIARY

和ろうそく作りと和紙

和ろうそく 和紙

和ろうそく作家 窪田月菜さんの「和ろうそくワークショップ」に参加しました!

たまたま情報をキャッチして、平日開催!行くしかない!と直前の申し込み。
余談ですが、イベントに行くとか旅行をする時。前もって…というよりいきなり「行こう!」となる事がはるかに多い気がします。

今回私が参加させてもらった回では“木型ミニ和蝋燭”をつくりました。

和ろうそくは、制作している所が見れるお店で、随分前にお土産で買ったことがあって…
あんまり使うことなく保管している状態でした。

それからWashi-naryでも和ろうそくの芯には和紙が使われているよね、って話は出るけれど
実際にどんな状態で入ってるのかは知らない・・・というのもあって、ずっと気になっていました。

ワークショップのはじめに、和ろうそくが出来るまでを教えてもらいましたが
循環と副産物がこんなにもあるなんて。

和紙の周りには灯芯草の髄と真綿が巻きついているのですが、灯芯草の髄は
墨作りにも使われること

ロウになるハゼの実をちぎり、蒸してしぼる時に出る蝋カスは藍の葉の発酵に使用し
藍染とも繋がりがあること

などなど…

和紙1つ取っても、原料から紙になるまではなかなか想像はしづらいものです。
それだけ工程が多く手間もかかる。原料になるまでも、そこから紙になるまでも、です。
そして和紙以外の素材も、同じくらい手間をかけて繋がって、その副産物がまた繋がっていくという…

えっ… なんだろう、この…愛おしさは!

決してモノとしてだけで見ていたら感じ取れない部分ですよね。


ということで、和ろうそくを見る目が、すっかり変わったのでした。


この和ろうそくは15分灯るそうです。灯しながら、どんな時間を過ごそう。

 

 

▼ロウを木型に流し入れる。2色に挑戦するが途中で何色を入れたかわからなくなる。

▼どんどん固まっていく蝋。

取り外しはたまらぬ瞬間

ちょっと溢れて削り取ったカケラも可愛い

最後に出ている芯を切り落とします

完成!なんだか美味しそう

お持ち帰りの包み紙に、KAIの懐紙を使っていただきました…!相性抜群でした。
懐紙落水について

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2024年2月14日 水曜日。
柳ヶ瀬のポーヤイさんで、美味しいお茶とお菓子をいただきながら。

ワークショップ主催
和蝋燭作家 窪田月菜さん @mori_no_.shizuku 
つちから さん @
tuchikara

執筆  Washi-naryの なまかわ者
和紙専門店Washi-nary(ワシナリー)

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