こんにちは！和紙専門店Washi-nary和紙成子です。
指先はその人自体の美しさを表すと聞いたことはありませんか？
ネイルを施したり、お手入れをした美しい爪はついついうっとり眺めたくなります。
自分の体の中で一番目に付きやすい部分がキレイだと心がホッとしますよね。

今回ご縁あって、和紙を使ったネイルチップを「ネイルサロン 藍rish」山田さんにお願いし、制作していただきました。
とっても美しい伝統工芸ネイルのご紹介です！

繊細なタッチに、鮮やかな色彩…
爪という小さなところにこんなに奥行きのある美しいアートが生まれるなんてびっくりです！
何時間でも見ていられそう。

「ネイルサロン藍rish」は2015年にオープンした名古屋にあるネイルサロンです。
世界初の技術「伝統工芸ネイル」を展開し、オリジナル商品の開発や販売にも力を入れていらっしゃいます。

こちらのネイル、和紙専門店Washi-naryの春雨紙を使って制作していただきました。

シャワーで模様を付ける伝統技法「落水」で水滴模様を付けた落水紙の中でも、春雨と呼ばれる薄い落水紙です。
フワフワと軽く、とっても薄いのが特徴です。
春雨紙（白）　オンラインショップはこちら

ことの発端は、ワシナリースタッフの「和紙を使ったネイルが出来ないかなあ」という疑問からでした。
そこでご縁あって日本の工芸を駆使したネイリスト「ネイルサロン 藍rish」山田さんにお願いできることに！
何枚も和紙のサンプルを送り、長い時間と労力をかけて和紙専門店Washi-naryの和紙を試していただきました。

銀流紙→ジェルに透過してしまい見えない。厚みが指に合わない。
機械抄き落水紙（レーヨン入）→発色は良いが、固くて爪に貼れない。
小倉紙→毛羽立ってしまい見栄えが良くない。
など、この他にも多くの和紙をテストしていただきました！（ありがとうございます！！！）
結果、春雨紙が一番爪に貼りやすく原型をとどめやすいという理由から、今回のネイルに春雨紙を採用していただくことに(*^^*)

ネイルサロン 藍ｒｉｓｈ 山田さんのコメント
和紙(春雨紙)と金箔を使用した、フルアートの作品として仕上げました。
春雨紙に特殊技法で色付けをしまして、和紙の風合いを損なわず透明感と優しい肌触り感を残したままネイルアートに埋め込み、水彩絵具等を使用して”大和撫子”をイメージして制作いたしました。

大切なハレの日に身に着けたい、特別なネイル。
今回モデルをしてくれた方も「付けているとドキドキワクワクして、自然と笑顔になる！」とおっしゃっていました。
「ネイルアートは肌に身に着けることのできる絵画」と創作理念にありますが、自分らしさを体現した絵画のなかに和紙を加えたいと思ってくれる方が一人でも増えたらいいなあ…と私達は思います。

山田さん、ありがとうございました！！

ネイルサロン藍rish
ＨＰ→ネイルサロン 藍rish
Instagram→@nailsalon.airish

《感性を刺激する！クリエイティブに生きるあなたへ》