新型コロナウィルス感染症の影響で延期が決定した、

『東京2020オリンピック競技大会』
『東京2020パラリンピック競技大会』

 

実は、この「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」の開催や延期の行方に、

美濃和紙の関係者もハラハラドキドキしていた事をご存知だったでしょうか？

 

2019年7月に「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」の表彰状に「美濃手すき和紙」の採用が決定。

それから半年以上にわたって、美濃和紙の里会館裏手にある創造交流館にて、

美濃手すき和紙協同組合の組合員やその家族が一丸となり、

2020年3月末にＡ３判約１万７６００枚分のオリンピック表彰状用紙（透かし入り）を漉きあげました。

 

しかし、、、

新型コロナウィルス感染症の影響で「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」が予定どおり開催されるのか？

それそも、中止なのか？

それとも、延期なのか？

 

中止となれば、せっかく漉き上げた賞状用紙が無駄に、、、

延期となった場合の大会名はどうなるのか？

でも、作業を止めるわけにはいかない、、、

というハラハラドキドキの期間が続いておりました。

 

しかし、最終的に大会の延期が決定。

大会名も「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」のままで決定。

 

まずは、ひと安心。

そして、無事に予定通りの枚数を完成させ納品が完了しました！

 

【関連記事】

〇Yahoo!ニュース『五輪日程の行方にハラハラの職人たち　「美濃手すき和紙」がアスリートに届く日は？』

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200325-00010002-wordleaf-soci

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、まだまだ新型コロナウィルス感染症も終息した訳ではありません。

事態の行方によっては「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」の来年の開催も危ぶまれるかもしれません。

 

無事に、事態が終息に向かい、

「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」が無事に開催され、

美濃手すき和紙の賞状用紙が、大会の表彰状として選手に手渡される事を願うばかりです。

 

そして、「美濃和紙布マスク」「美濃和紙靴下（ソックス）」「美濃和紙照明」「美濃和紙あかりアート展」など、

素材としてもアートとしても注目される和紙や和紙糸や紙布（しふ）。

 

それらも含め、美濃和紙が世界から注目される事を美濃和紙の里より心から願っております！

 

和紙専門店Washi-nary
代表　辻晃一