2025年活版印刷&美濃和紙のカレンダー草木染めと手書きイラストは猫も【令和7年】
2024.10.07 商品紹介
和紙専門店Washi-naryが毎年手作りしている
活版印刷と美濃和紙のカレンダーが2025年版(令和7年)も完成しました。
カレンダーに使用した美濃和紙は美濃市内の職人さんたちにお願いして漉いてもらった名刺サイズの美濃手すき和紙。
美濃市の4つの工房にお願いしました。
名刺サイズの美濃手すき和紙と、活版印刷機での印刷をベースに
①コーヒーのイラスト入りの活版印刷と美濃和紙のカレンダー
②美濃和紙を草木染めした優しい色味の活版印刷と美濃和紙のカレンダー
の2種類に仕上げました。
それぞれたくさんの手仕事の詰まった、かわいい「美濃和紙って愛しい」と思えるカレンダーができましたよ。
▶2025年の活版印刷と美濃和紙のカレンダーはこちらから
癒される!イラスト入りの美濃和紙カレンダー
2025年の活版印刷と美濃和紙のカレンダーは2種類仕上げました。
1つ目はイラスト入りのカレンダーです。
イラスト作家ふわらりさん にお願いしイラストを描いていただきました。
イラストデータを業者さんに製版してもらい、こちらも活版印刷機を使い一枚ずつ印刷しました。
更にここから色付けも手作業!
今回のイラストテーマは「コーヒーのある風景」
12か月それぞれ異なるイラストに、コーヒーを使って着彩しました。
ほんのりとコーヒーの香りがするかも!?
コーヒーのイラストに登場するねこちゃんは
三毛猫、黒猫、白猫、キジトラなど、、、
いろんな種類を書いていただきました。
どのねこちゃんに出会えるかはカレンダーをあけてからのお楽しみ。
▶活版印刷 美濃和紙カレンダー 2025 and coffee【数量限定】
美濃和紙が草木染めで優しい色味に
2025年のカレンダー、2つ目は美濃和紙に草木染めをして仕上げました。
染めてくださったのは美濃市で草木染めを行っているVeritas工房さん。
4つの工房で漉いてもらった美濃和紙に、ハルジオンやアボカドを使い黄色やピンク色に染めあげました。
同じように染めても、少しずつ色味や濃淡が異なります。
カレンダーを並べて比べてみてもおもしろいですね。
シンプルな中にこだわりが詰まっています。
▶活版印刷 美濃和紙カレンダー 2025 botanical color
活版印刷と美濃和紙のカレンダー
「手仕事がたくさん詰まった、美濃和紙のカレンダーが作りたい」という気持ちから
活版印刷と美濃和紙のカレンダー作りが始まったのは4年前。
活版印刷と和紙を愛するWashi-nary店長と
イラスト作家ふわらりさんが中心となって企画がスタートしました。
(確か、こんなカレンダーあったらかわいいよ!いいよ!みたいな会話からだった気がします)
印刷は和紙専門店Washi-nary内にある活版印刷機を使おう、
和紙は美濃の手すき和紙職人さんにお願いしよう、
イラストももちろん手書きで、と
「手仕事」をテーマに企画が進んでいき
名刺サイズの美濃和紙を使ったカレンダー作りがスタートしました。
▶2025年カレンダー購入はこちらから
カレンダーに使うのは全て美濃和紙
カレンダーの用紙となる名刺サイズの美濃和紙は
美濃市の手すき和紙職人さんにお願いして漉いていただいたものです。
名刺サイズの和紙って漉くの難しいんですって。
名刺サイズの美濃和紙を漉くためには特別な道具(名刺サイズに区切られた漉桁)が必要で、
いっぺんに何枚も一緒に漉くことになるため、均一な厚みに仕上げるためには技術力も大切になってきます。
簾から外すときにくっついて歪んでしまう、干すのも剥がすのも一苦労、、、と
名刺サイズの美濃和紙の中にたくさんの技術と時間が込められていることが分かります。
「小さいサイズだと楽に漉けるように思われるけど、本当は違うんだよ」と手漉き和紙職人さんが教えてくれました。
今年は美濃市の4つの工房(紙漉き高橋、Warabi paper company、藤田工房、みのりの家)に美濃和紙を漉いていただきました。
大きさは名刺サイズでだいたい一緒なのですが、漉き手や原料が異なると
和紙の雰囲気も全く違います。
美濃和紙のカレンダーってそこがまた魅力なんですよね!
一枚ずつ手作業で印刷する活版印刷
活版印刷は版を組んで活版印刷機にインクをセットし
一枚ずつ手作業で印刷していきます。
(ハンコを想像すると近いかもしれません)
最近はあんまり見かけなくなった活版印刷ですが
やる人がいなくなってしまうとこのレトロで味のある活版印刷も
消滅してしまうかもしれません。
美濃和紙と活版印刷の組み合わせ、ほんとにかわいいので無くしたくない!!
活版印刷機での作業は手作業なので失敗することも、、、
ちなみに失敗するとこんな感じに。
文字がななめになったり、印刷したい場所がずれていたりと
数え消えれないほどの失敗が( ;∀;)
失敗作が多かった2024年のカレンダーは
タレントのふかわりょうさんがスマホを置いて岐阜県を旅したエッセイ「スマホを置いて旅したら」に登場したんですよ~!
ふかわりょうさん、失敗カレンダーを見て笑ってくれてて嬉しかったです!
名刺サイズのカレンダーが飾りやすい卓上スタンドも
2025年の活版印刷と美濃和紙のカレンダーは
今年も名刺サイズでご用意しました。
手の中にちょこんと納まるミニサイズ感のカレンダーは
玄関やデスクなど、ちょっとしたところに飾りやすく
日常に癒しを与えてくれますよ。
今年は活版印刷と美濃和紙のカレンダーが飾りやすい
スタンドも別売りで準備しました。
カレンダースタンドはアクリルなので
和紙の風合いを邪魔することなく飾ることができますよ。
卓上カレンダーとしてさりげなく生活の中に和紙を取り入れることができますよ。
胸ポケットにもいれれそうなミニサイズでかわいい!
▶アクリルカードスタンド 名刺サイズ用
▶胸ポケットに入るミニサイズ カレンダーはこちらから
時間と手間を存分にかけた贅沢な一品もののカレンダー
洗い物は食洗器、掃除はお掃除ロボット、レンチンご飯など私たちの暮らしの中には
便利なモノがあふれていています。
無駄な時間を省き、限られた時間をより効果的に、そして豊かに使うというのが世の中の流れに感じます。
ドラマや動画は倍速で観る、欲しいものはネットですぐに届く。
忙しく過ぎていく毎日に
制作に半年以上の時間をかけ一枚ずつ手仕事で仕上げた
シンプルなミニサイズの活版印刷と美濃和紙のカレンダーが
日常にホッとする時間を与えることができたら嬉しいです。
2025年の活版印刷と美濃和紙のカレンダーは
コーヒーイラストバージョン(and coffee)
草木染めバージョン(botanical color)
どちらも和紙専門店Washi-naryの店頭、オンラインショップで
ご覧いただけます!
ちなみに日曜始まりです。
2024年のカレンダーは鳥さんのイラストでした!
2025年はコーヒー、2026年はなににしようかな?
執筆:スタッフナリコ
《感性を刺激する!クリエイティブに生きるあなたへ》
和紙専門店Washi-nary(ワシナリー)
【⇒オンライン通販ショップはコチラ】
https://washinary.jp/online-shop/
【住所】〒501-3728 岐阜県美濃市本住町1912-1 NIPPONIA美濃商家町内
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