こんにちは。和紙専門店Washi-nary和紙成子です。
皆さんは、普段どんなおやつを食べていますか？
我が家のナンバーワンおやつはバナナです…笑
気軽に喫茶店やカフェに行きにくい今、お取り寄せスイーツや少し手の込んだ手作りおやつが人気ですね。
せっかくのおやつの時間に少し彩りを加えてみませんか？
おうち時間特集第三弾は「懐紙」についてです♪

懐紙とは、懐に入れて携帯するための小ぶりで二つ折りの和紙のことです。
平安貴族から現代一般人にいたるまで、メモ用紙、ハンカチ、ちり紙、便箋などの様々な用途で使われてきました。
会席料理やお茶の席で使われることが多いです。
今回は、いつものおやつを懐紙を使って簡単にレベルアップさせてみました（＾＾）

使い方は簡単！
お皿に置くだけです！笑
今回はちょっとおしゃれかな…と思ってずらして折ってみました。

使用した懐紙は「事始」
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茶道行事一つである「事始」（12月）。
正月の準備を始める時期に咲く寒椿の透かし模様が入っています。
今回は見た目が可愛いという理由でこちらを使用しました（笑）

庭で採ってきた梅の花も添えてみました（センス無い主婦の精一杯です）
自分で言うのもなんですが、いいところの家のおやつ！って雰囲気が出ていませんか？

お皿の下に敷いているのは、丸重製紙の小倉紙（ピンク）です。
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小倉紙は5cmにカットしたマニア麻の原麻のみで漉いた和紙です。
丈夫、そして色の種類が多いです。
障子や包装紙としても使えますが、このように背景紙としても人気があります。
雰囲気が柔らかくなりますね。

こちらは先日、和紙太郎と一緒に作ったバナナケーキです。

私は料理があまり得意ではないので簡単なものしか作れませんが、懐紙を敷くことで美味しそうにみえる気がします。
使用した懐紙は「灯」です。
ランチョンマット代わりに小倉紙（自然色）を敷いています。
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墨やインクがにじまないしっかりタイプの懐紙です。
灯はWashi-naryオリジナルマスキングテープ、透かし和紙もあります。

Washi-naryオリジナルマスキングテープ「灯」　オンライン通販ショップはこちら
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懐紙の使い方は他にも
　≪敷く≫お菓子の敷き紙や天ぷらの敷き紙として。紙ナプキンとして。コースターとして。
　≪書く≫メモ用紙として。一筆箋として。メッセージカードとして。
　≪折る≫ぽち袋に折る。はし袋に折る。マスクに折る。ポケットチーフとして。
　≪拭く≫茶碗の縁を拭く。口を拭く。化粧直しの時に。あぶらとり紙として。ハンカチやティッシュの代わりとして。
　≪包む≫軽いラッピングに。お金を包む時に。お菓子を包む時に。熨斗紙として。香りを包んでフレグランス代わりに。

キャンドルライトに巻くと、簡単に和紙のキャンドルを作ることもできますよ（＾＾）

↑ポチ袋です。
懐紙を折って作りました。

↑メモ代わりにも◎
アマビエ様の懐紙もあります。疫病退散～～～
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私は懐紙とは全く馴染みがない懐紙初心者でしたが、簡単に日常に取り入れることができました。
意外と色々と使えて一つあると便利です。
「大人の嗜み」として、最近注目されているそうですよ（＾＾）
とっさの時に、サッと懐紙を差し出すことが出来たら素敵ですね。
この機会に日常に懐紙を取り入れてみてはいかがでしょう。
きっとおうち時間がより豊かになりますよ。

執筆　和紙成子

《感性を刺激する！クリエイティブに生きるあなたへ》