こんにゃく引きにチャレンジ!その②
2022.08.31 スタッフブログ
朝夕と涼しくなってきて、今年は秋が来るのが早いなあと思っている和紙成子です。
トンボが飛んでるので子ども達にやたらと捕まえて!とせがまれますが、虫はそんなに好きじゃないので大変です(;’∀’)
天気の良いお昼間はまだまだ暑い!
そんな良く晴れた日にこんにゃく引きの続きをしてきましたよ(^^♪
続きといってもこんにゃく糊を付けるのではなく、和紙をお湯で茹でる作業!
「えっ…」「和紙をお湯につけて大丈夫!?」と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
こんにゃく粉で作った糊(=こんにゃく糊)を和紙につけて乾燥させると耐久性や防水性が高まります。
さらにこんにゃく糊を塗った紙を乾燥させてお湯(アルカリ性)で煮ると糊が凝固して不溶性になり、紙の強度や耐水性が増加するんです!!!!
なんだか不思議な現象ですね。
これ、夏休みの自由研究に良さそうだなあ…
今回も茶人、着付け師など幅広くご活躍中の鳴海さん(@sae3sakae)と一緒に行いました。
まず、お湯を作ります。
使用する和紙は前回こんにゃく引きした和紙、桧と落水紙(白)
どちらも丸重製紙の機械抄き和紙です。
桧(ヒノキ)和紙 オンラインショップ
落水紙(白) オンラインショップ
丸重の和紙は60度以上のお湯につけると弱くなる、とのことなのでだいたい50度くらいに。
お肉しゃぶしゃぶしたくなる光景…おっとよだれが。
和紙をお湯にくぐらせます。
長時間茹でるのではなく、だいたい1分ぐらいしゃぶしゃぶ…
濡れている状態はヌメッとしています。
その後乾燥させます。
破れにくく強い和紙になるといっても、濡れた状態のときはとても破けやすいので慎重に扱ってくださいね。
私たちはたくさん破いてしまいました。反省。
乾燥させるとパリっとして、お前だいぶ強くなったなあ…和紙…という気持ちになりました(謎の親心)
すぐ乾くと思ったのですが、時間内に乾かず完成は次回に持ち越しとなってしまいました。
この巨大なロール和紙は、あるものに変身する予定です(*’ω’*)
情報開示までしばしお待ちを!!!!
ちなみにほとんどの機械抄きの和紙はロールで購入可能です。
オンラインショップにでていないものがほとんどなので、ご希望の際は店舗に電話、メールをお願いします(^^)/
執筆 和紙成子
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