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美濃和紙×活版印刷カレンダー2024「bird」加工編

美濃和紙×活版印刷カレンダー2024「bird」加工編 |

美濃和紙×活版印刷カレンダー2024 
前回は和紙についてお話させていただきました!!
今回は加工編ですっ!
活版印刷 美濃和紙 カレンダー 2024
和紙を作っていただいてからは
ワシナリ―活版部(活版大好き店長とスタッフBakeさんから構成されています。活動は3年目に突入しました)
イラスト作家ふわらりさんでカレンダーに仕立てていきます。
活版印刷
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イラスト
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毎年テーマを設け、ふわらりさんにイラストを起こしていただいています。
2024年は「日本の野鳥」
スタッフBakeさんとナリコの熱望にて実現しました(笑)
イラストを起こしてもらったあとは、版にしていきます。

イラストも活版印刷で印刷するため、鉛の版に加工してもらうのです。
(ハンコのイメージが近いです)
版にする加工は自分たちでできないので、業者さんに依頼。
今は少なくなってきた活版印刷。
でも活版印刷に関わる業者さんが少なくなる、いなくなってしまうと
このレトロで味わい深い活版印刷もできなくなってしまう・・・
今も技術を守ってくださる活版印刷に関わる業者さまには本当に感謝です!!

印刷したあとのイラストに、ふわらりさんの手で一枚ずつ色付けをしてもらいます。
1枚ずつ色合いが微妙に異なるのは手作業ならでは。
どのイラストもオンリーワンなのです。

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活版印刷機で印刷
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版ができたらお次は印刷!
印刷するにはまず活字(文字の型)を拾って組み立てます。
活版印刷は一文字ずつになっている活字を組み、版にしていきます。
空白部分も空白用の版(インテルなどといいます)を入れて調整。
ミリ単位での細かい仕事は、楽しくも苦しい作業になります・・・

版が組めたらやっと印刷!
活版印刷機にインクをセットし、一枚ずつ手作業で印刷していきます。
スタッフナリコも何枚か印刷しましたが、力の加減でインクのノリが悪かったり、斜めに印字されてしまったりと一苦労でした( ;∀;)

こうしてカレンダーが完成したあとも
・検品
・パッケージ制作(Washi-naryのなまかわ店長が頑張ってくれました)
・袋つめ
など、さらに手作業が加わります。

カレンダー作りに約半年かかり、なんとか完成した2024年のカレンダー。
今年はありがたいことに増刷となり、現在の販売分で最終となります。

名刺サイズで空間にちょこんとなじんでくれる美濃和紙×活版印刷カレンダー
ぜひお手に取って手仕事を感じてみてくださいね。

▼美濃和紙×活版印刷カレンダー▼
https://washinary.jp/online-shop/category/calendar/

執筆:スタッフナリコ

《感性を刺激する!クリエイティブに生きるあなたへ》

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