「銀流紙」という和紙をご存じですか？
名前からはなかなか想像がつきにくいの和紙ですが
白くてフワッとした手触りで
紙っぽくないけれど和紙なんです。

向こう側が透けるくらい粗い繊維

銀流紙の原料はレーヨン100％
長め、太めの繊維を使い、向こう側が透けて見えるほど粗めに抄いてあります。

レーヨンとは天然由来原料由来の「再生繊維」 木材パルプから採取する植物原料に薬品加工を施して作られています。 合成繊維とは異なり加工処理で自然に還元することが可能です。 シルクの代用品として開発され、現在は衣料品、不織布、インテリアなど 様々な場所で使われています。

破くと繊維の毛足が長く、かなりモケっとした感じ。
このモケッと感が好き！という方も多いです。

向こう側が透けるほどですが
何枚も重ねることでどんどん透け感がなくなっていくのもおもしろい点のひとつです。

ちぎり絵などでは新しい表現に一役買いそうです。

元々は写真に添える和紙だった

銀流紙はもともとお見合い写真など大切な写真を保護するために添えていた和紙。
工場では「写真添紙」との名称で呼ばれていました。

クッション性がある銀流紙は大切な写真を守る優しい和紙でもあるのです。

高級感をプラスしてくれる強い味方

コシが強く、クッション性が高い銀流紙は
折り目が付きにくいのも特徴のひとつ。

折り紙には不向きですが、ふんわりとした包装には向いています。

ラッピングの外側に銀流紙を一枚プラスすると
一気に高級感がでる、まさに強い味方。

うっすらと中が透けて見えるのもキュンポイント。
ワシナリ―の女性スタッフはみんなこの透け感の虜に。

美濃市内でみる和紙雑貨にも
たまに銀流紙が使われているのを見かけます。

大人気美濃和紙メーカーである
あの会社の商品にも銀流紙が活躍していたり…

さりげなく大活躍中の銀流紙、
今月オンラインショップでお買い物をすると
Ａ４サイズの銀流紙を一枚プレゼント中です。

一回ちょっと触ってみてほしいです。
あなたもふわふわ感の虜になりますよ！

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